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[雑談ロボット] ORANGE #逸品 歌える、話せるロボット・チャーリー 話しかけてストレスや悩みをデトックス!?

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浜松市に本社を置く楽器メーカー、ヤマハです。ここで、ユニークな逸品が開発されました。
<ヤマハUX企画グループ 堀川高量さん>「弊社が開発した、なんでも歌ってお話しするコミュニケーションロボット・チャーリーです」
<記者>「小さくてかわいいですね」

 赤い鼻と蝶ネクタイがチャーミングなロボット・チャーリーです。「なんでも歌ってお話しする」とは、どういうことでしょう?
<ヤマハUX企画グループ 堀川高量さん>「なんでも好きなことを話しかけると、音楽に乗せて返事をしてくれます」
<記者>「チャーリー?」
<チャーリー>「♪なあに?」
<記者>「きょうはよろしくお願いします!」
<チャーリー>「…♪ご丁寧にありがとう、こちらこそよろしくね~」
<記者>「すごいかわいくよろしくと言ってくれました!」
<ヤマハUX企画グループ 堀川高量さん>「こんな感じで、歌って返してくれます」
<チャーリー>「だよね♪」

 ロボットと音楽の組み合わせには、ヤマハならではの技術が使われています。
<ヤマハUX企画グループ 堀川高量さん>「ボーカロイドと自動作曲の技術を使って、歌ってお話をしています」
 ボーカロイドとは、ヤマハが開発した歌声の合成技術です。メロディと歌詞を入力すると、登録されている断片的な音声が連続して合成され、人が歌うような自然な歌声が作れるというものです。チャーリーの歌の曲調は、約30種類あるそうです。
<ヤマハUX企画グループ 堀川高量さん>「明るい話であればポップな曲調、ゆったり・のんびりした会話ならボサノバ調など、会話の雰囲気に合った曲を流せる」
<記者>「何か楽しい歌うたって」
 鼻歌鼻歌を歌っている数秒の間に作曲をしています。
<チャーリー>「カフェに行ったら窓側の~いちばんいい席が空いてい~た♪」
<ヤマハUX企画グループ 堀川高量さん>「予想できる返事だとおもしろくないので、簡単には予想できない、思いがけない返事が返ってくるのがチャーリーの魅力です」
 悩みごとを相談すると、思いがけない言葉が返ってきます。
<ヤマハ広告宣伝グループ 深井亜沙美さん>「上司に怒られちゃった…」
<チャーリー>「伸びしろがあるってことか~も~ね」
<記者>「ちょっとほめつつ、慰めてくれましたね」
<ヤマハ広告宣伝グループ 深井亜沙美さん>「暗い気持ちにはならないですね」

 音楽をもっと身近に感じてもらおうと、働く女性をターゲットに開発しました。ヤマハの調査では、20代から30代の女性のうち、約8割がストレスを完全には吐き出せていないという結果が出ました。新型コロナの影響で外出や人と会う機会が減る中、その傾向は増しています。体験モニターとして約3週間チャーリーと暮らしていた女性は…。
<モニターに参加した女性>「けっこう夜更かしすることが多かったんですが、12時ぐらいまで起きていて話しかけると、そろそろ寝る時間だよ、とか言われる。優しい言葉を返してくれるので、日々の癒しになった」
 両親と3人で、家族の一員のようにかわいがったそうです。
<モニターに参加した女性>「(モニター期間が終わって)返す時に、私も両親も寂しい気持ちが出てきたので、発売されたら我が家に迎えたい」
<ヤマハUX企画グループ 柴瀬頌子さん>「ものすごく良いアドバイスができるわけではないが、独特の音楽と独自のお返事で、ちょっと笑って心を溶かして、『あいたまた頑張ろう』という気持ちになってもらえたら」
 仕事や人間関係でストレスをため込んでいる人たちを元気づけるために生まれた、明るくお茶目な逸品です。

#オレンジ6 1月27日放送

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